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導入事例

CASE21

「患者第一主義 現場主義」の精神で

ゴダイ株式会社 様 兵庫県姫路市

  • クリニック
  • ドラッグストア
  • 地域密着
  • 多店舗展開


調剤の「見える化」で生まれる好循環
五大薬局本店 待合室の様子

兵庫県姫路市を拠点に114店舗(2015年6月 時点)のドラッグストア及び調剤薬局を展開する「ゴダイ株式会社」。同社のロゴマーク「でんでん虫」には、健康に奉仕し着実に前進する企業姿勢が表されている。

患者様の健康を預かる企業として、同社の 調剤薬局部門では調剤過誤対策専門委員会を組織するなど安全対策に力を入れている。今回、調剤鑑査結果の記録保持体制が脆弱であることへの対策として「調剤監査支援システム audit」を導入した。 「患者様からの薬剤数量不足などのお問合せに対しては、薬歴の確認のみでは不十分であり、現物を確認できることが重要」と語るエリアマネージャー兼調剤システム担当の神崎氏。画像で実際に投薬した現物を確認できることの効果を実感している。同システム導入前の在庫確認による投薬薬剤の確認は記録でなく推測に過ぎない。そして、薬剤師の記憶に頼った説明では、患者様にご納得いただくことは困難だったという。
 

また、チェーン店である為、人事異動もあり以前はお問合せの対応に手間取ることもあったが、auditの導入により投薬者本人が不在でも迅速に対応が出来るようになったという。ドラッグストア併設調剤薬局も年中無休営業であることからスタッフの交代は頻繁に有り、引継ぎや、早夕の薬剤師が一人になる時間帯への対応は重要な課題である。また、「投薬した後に確認する手段が無かったので常に不安を感じていた、私以外の薬剤師も皆同様のストレス下で調剤を行なっていた」と語る本店管理薬剤師の小林氏。薬剤師の抱えるストレスが調剤現場共通の問題となっていた点を指摘した。その為、特に一人薬剤師店舗ではaudit導入が薬剤師の安心に大きく貢献しているという。「以前はダブルチェックがしっかり出来なかった為、いつも不安な気持ちがあった。薬剤師は投薬の責任を負うのは当然だが、auditを通すことで安心できるようになった」と加古川駅前店の橋本薬局長は語る。

店内の様子

全ての薬剤師のレベルを同水準に上げるのは難しい。しかし、auditによる監査を行なうことで、一定以上の精度は確保できるようになったという。現在同社では 6店舗にauditを導入しており「導入から1年程経つが、調剤過誤のトラブルは1件も起こっていない。機械による監査は人間と異なり確実に過誤を発見できる」と導入効果を語る小林氏。「同システムを導入していない店舗で調剤鑑査を行なう際は不安になり、念入りに鑑査を行なうようになる。使用しているうちに、あるのが当たり前で無いと不安になる。結局は薬剤師が使わずにいられなくなる」と神崎氏。そして、「仮に何かあった場合でも、患者様に対して企業の調剤過誤への取り組み姿勢を具体的に説明できる事は大きい」と具体的な方策で、企業姿勢を実践する事の大切さを語る。

会社として従業員(薬剤師)を守る環境を整えることの重要度は増している。従業員が安心して精確な調剤を行なえるようにすることが、調剤過誤から患者様を守ることになり、結果的に会社を守ることになる。そして、そのような企業姿勢を言葉だけでなく、具体的に実践している事は採用において薬剤師が「職場を選ぶ重要なポイント」にもなり得るという。
 

社内研修ではOTC医薬品の知識や医薬品の流通まで、学校では教わらない実践的な教育を幅広く取り入れている同社。調剤室という閉鎖空間に囚われない社員教育を実践することで、薬剤師である前に、あくまでサービス業、接客業ということを理解させているという。

処方せんが無くても誰もが気軽に来て相談できる「健康コミュニティ」の中心となる薬局を目指し「ゴダイ株式会社」は今後も着実に前進していく。

【取材日:2015年06月】


  • エリアマネージャー兼調剤システム担当
    神崎 年木 様(薬剤師)
  • 本店
    小林 康則 様(管理薬剤師)
  • 加古川駅前店
    橋本 憲司郎 様(管理薬剤師)